うれしい週末があると、ハードな月~金でもやってけそう
土曜日。
会社の引越し。僕よりも全員が年下の会社だからみんな張り切る。
僕もサボってるわけにも行かず、荷物のリレーに参加。
ヒジと手首のパソコン腱鞘炎がひどくて
キーボード入力する形が痛くてたまんない。
(ギターを弾く形も痛い!)
微妙にその痛みをかばいながらやってると
「う!」腰に激痛。
その場にへたり込む。
ぎっくり腰ではないけど、腰を痛めた。
歩けないくらい。
その後は軽作業に変わったんだけど。
夜はいつもお世話になってる馬出ブローインでライブ。
痛いなあ。
共演のながたけさんに声をかけていただき、ギターを弾くことに。
知らない曲。
始めて横で聞きながら、弾く。
こういうの楽しい!
曲が輪郭もわからないままスタートして、その流れとか色とか方向性を探りながら、押したり弾いたり。
楽しい。
その後のソロ。
なつかしめの曲をおおくやりました。
G2でやってた「まちあわせ」
ハードな内容の「日々を行く」「ハンニバル」
ラブソング「ルビーの街」
とてもほめられた。うれしかった。
僕は歌に自信がないのでストーンズの「歌じゃなくてシンガーだ!」
というのはまったく逆で
「シンガーじゃなくて、歌だ」とおもってるんで、作品をほめられるのはすごくうれしいし、その場で生まれる即興プレイを楽しんでもらうのも好き。
楽しいライブだった。
ほんと、今年はソロをがんばるので、見に来て欲しいな。
日曜日。
腰は痛いまま。
でもイイ天気で、福岡城跡へお花見に。
もう5部咲きくらい。
青い空に飛行機雲が数本。
歩くと脂汗が出るくらい痛いけど、花見はいいね。
うろうろ7000歩以上歩く。
仕事柄(埋蔵物発掘)妻は足元にうまってる「かわら」が気になって仕方がない。
まったく訳がわからない(笑)
午後は多の津のスタジオで「相対性理論」のコピバン「空想乙女理論」で練習&ライブ。
コスプレしてコピー。たのしいね。
アンプに直結のギターでがんばりましたよー。いろいろ迷子になったけど面白かった!!!
夜はレベッカのコピバンでサックス。
この日はダブルブッキングだったので、出番を少しづつずらして、なんとかできた。
レベッカのコピバンは、全員名うてのミュージシャン。で僕は本業ではないサックス。そりゃ痺れました。緊張しまくりでした。
80Sの格好に身をつつんだみんなと一緒のステージに上がる
本番一発。
うまくいかないとこがたくさん!やっぱサックスは並以下だったけど、気持ちでまけんごと、「俺はできるんだぜ」て顔で(サングラスかけてたけど)やった。
レベッカのコピバン、そりゃもうすばらしい出来だった。
ステージを降りて「フレンズ」と「ムーン」を聞いたけど。感激した。
いいうただなあ。
いい演奏だなあ。
シンガーだけでもなく、歌だけでもなく、どっちもよくないとカッコよくないんだな。
すごい、よかった。
僕はがんばっていい歌をつくる。
そして今年は
いい歌が歌えるようにもっともっとがんばる。
ソロで。
大好きなギター。ギターを愛してるけど
もうすこし、自分の歌も愛したい。
自分の声に、ムードにあったやりかたで。
いい週末のあと、身体はガタガタだけど、きもちがすごくいい!
ソーハッピー!!
半世紀を生きて、いま、思うこと。《50歳のお誕生会@キャバーンビート》
家の電話に、子機というものができて、離れた自室で話せるようになり
ポケベルを持っていればどこにいても連絡可能になり
電話をもって出かけられるようになり、TVが見れたり、写真が取れたり
いまでは小さなパソコンとして完全に依存しています。スマホ。
音楽で言えば
ラジオからカセットテープに録音したり、テレビの前で黙って録音したりしてました。
MDという便利なものができ。レコードはCDになり、今ではデータ。
家で好きな映画を独り占めできる!VHSビデオテープはレーザーディスクからDVD、ブルーレイへと変わっていった。この50年。
鉛筆いっぽんあれば独立開業できたデザイン業界も、いまは完全にパソコン仕事。相変わらず苦手です。
パソコン通信のピコンピコンはいまや、無線で空気中を無数のデータが行き来してる。
そんな50年。
2015年3月22日。ぼくは50歳になりました。
友人の壮行会に、同時開催として誘っていただき、「お誕生会」をやりました。
アマチュア音楽活動を始めて13年くらい。
コピバンから始まって、曲をたくさん書き、自分が歌うことになるなんてびっくりです。
なつかしい友達もたくさん来てくれました。
ずっと付き合いの会った人も、数年ぶりの人も。
本当にうれしかった。生きててよかった。
いまやってるバンド、マーヤとセーラーゾンビ、火の馬、そして
ソロでは素敵なゲストたちと音楽を楽しみました。
音楽を始めた頃の僕は
「楽しむだけの音楽なんていやだ。何かをつくりたい。苦しくてももっともっとうまくなりたい」
そう思って、かなりハードに練習したり、知り合いがまったくいないライブに飛び込んだり。きっとワガママで勝気で、やなヤツだったんじゃないかな。
自分本位でものを考えていた様な気がします。
自分の求めてるものだけを追いかけて。
いろんな人(とくにボーカリスト)との関係性の中で、出会いと別れの中で「音楽を作ること=楽しいこと」と感じられるようになりました。
ほんとうに皆さんのおかげです。
ここ数年、時々は「よかった」「ギターいいね!」「いい曲だね」とかいわれる様になった僕は、きっと「いい気になっていた」のかもしれません。
できる事できないこと、ありとあらゆることに首を突っ込み、120%で楽しみ続けました。
いろんな歪みがでたり、身体をこわしたり。
それでも
まだまだ燃えるぜ!って。
ぼくの40代はヒートウェイブの曲でいえば「スティルバーニン」
本当に誇れる、すばらしい10年。だけど嵐のような10年を過ぎて、すこし、アクセルから足を外そうと思います。
そしてこの大嵐の中、いろんな事をガマンしてくれていた妻とも、もっともっと時間を共有したいし、ふたりで何かをつくりたい気もします。
この10年で息子は10歳から20歳になりました。
彼自身悩んだり苦しんだり、僕らが悩ませたり苦しませたりしたこともありました。
でもクールな考察力のある男に育ってくれました。
ぼくを男にしてくれたのが妻なら
ぼくを大人にしてくれたのは、きっと彼です。
人生の、道。
もう完全に折り返していて、あと何年こんなことができるか判らない。
でもきっと今までのように
しゃがみこんだり
後戻りしたり
急に走り出したり
スキップしたり
穴を掘ってはいりたくなったり
激しく頭からこけたりすることでしょう。
それでも、前を見たい。
まだみない、おだやかな風景を見たい。
ゆっくりと、堂々と。
風に立つライオンにはなれなくても。
3/22のライブのあと、力尽きて倒れたあと、そんな事を思いました。
祝ってくれた皆さん。ほんとうにありがとう。
本当にしあわせです。
中学生の頃の、「大人になりたくない。子供が嫌いだ」と怒っていた
高校生の頃の「世の中全部、敵だ」とにらんでた僕。
そんな昔の僕が、いまの僕をみても
「まあまあ、いいんじゃね?」
と思ってくれると思います。
悪かねえな
って。
僕にはかなえたい夢があります。
そのためには一生懸命はたらいて、お金持ちにならなきゃいけません。
いま、仕事はほんとに大変。正念場。
だからこそ、やります(泣き言もいうけどね)。
ほんとにみんな、ありがとう。
みんなの上に、悲しい雨がふりませんように。
多くの晴れた日がありますように。
2015:3/4 第4回投げ銭ナイト@キャバーンビート
【出演しました】
●古賀鈴音
●りんたろ~
●サニー
●花居
●オカムラヒサシ
●武下詩菜
●龍政大
キャバーンビートは「ザ・ビートルズ」なライブハウス。
分煙されていて、女の子が入りやすい。
わが「マーヤとセーラーゾンビ」のホームともいえるキャバーンビートに
始めて「ソロ」の形で参加しました。(ライブ参戦という言葉は好きではない)
●古賀鈴音さんについては別ブログで特別に
【古賀鈴音】さんについて
●りんたろ~
「聞きましょう」で始めて、「どうですか」で終わるという、なかなかいいライブの見せ方をしてた。
演奏や歌はまだつたないけど、ライブ需要はかなりあるんじゃないかな?
●サニー
ソロで3曲、ハンキンさんと3曲。ソロは緊張するけどね。
・ギター
・スカンジナビア
・サーカスの歌
ハンキンさんと
・ウォータールーサンセット
・あざらしのうた
・イエローブルース
ハンキンドラムは安心できるし、スリリング。
一粒で二度美味しい!
●武下詩菜
エネルギッシュで負けん気が強くて。
今の時代の空気を吸いまくって生きてる感じ。
ほんとに、「今の歌」
コンテストの最終選考にのこるのもわかる。
技術も度胸も、TOPクラス
●花居
彼女を何とか音楽世界に戻したくて(笑)むりやり?弾き語りナイトにさそった。久しぶりだからサポートしようと思ったけど、必要ないくらい「カオリダークワールド」が輝いてた。
さすが人妻!
とくに「死のキス」は良かった。
自分の一番勝負できる場所を、知ってる。
●オカムラヒサシ
まるでニックケイブがストーンズの「you better move on」を叫んでいるかのようなモンテカルロホテル。今の彼は「世界一小さな絶叫」をすて、新しい地平へ旅にいくんだろう。まるでスナフキンのように。
最初に会ったときにかんじた「ギラギラ」が表に出てきただけなのかも。
●龍政大
アコースティックロケンロー!スライダースやシオンのような「男の、男くさくないロック」