福岡ナマ音楽忘備録

出演したり、見たりしたライブの感想とか。もう忘れちゃってるから。2015年からはまめにいきます。

うれしい週末があると、ハードな月~金でもやってけそう

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土曜日。

会社の引越し。僕よりも全員が年下の会社だからみんな張り切る。

僕もサボってるわけにも行かず、荷物のリレーに参加。

ヒジと手首のパソコン腱鞘炎がひどくて

キーボード入力する形が痛くてたまんない。

(ギターを弾く形も痛い!)

微妙にその痛みをかばいながらやってると

 

「う!」腰に激痛。

 

その場にへたり込む。

ぎっくり腰ではないけど、腰を痛めた。

歩けないくらい。

 

その後は軽作業に変わったんだけど。

 

夜はいつもお世話になってる馬出ブローインでライブ。

 

 

痛いなあ。

 

共演のながたけさんに声をかけていただき、ギターを弾くことに。

知らない曲。

始めて横で聞きながら、弾く。

こういうの楽しい!

 

 

曲が輪郭もわからないままスタートして、その流れとか色とか方向性を探りながら、押したり弾いたり。

 

 

 

楽しい。

 

その後のソロ。

なつかしめの曲をおおくやりました。

G2でやってた「まちあわせ」

ハードな内容の「日々を行く」「ハンニバル

ラブソング「ルビーの街」

 

とてもほめられた。うれしかった。

僕は歌に自信がないのでストーンズの「歌じゃなくてシンガーだ!」

というのはまったく逆で

「シンガーじゃなくて、歌だ」とおもってるんで、作品をほめられるのはすごくうれしいし、その場で生まれる即興プレイを楽しんでもらうのも好き。

楽しいライブだった。

 

ほんと、今年はソロをがんばるので、見に来て欲しいな。

 

 

日曜日。

腰は痛いまま。

でもイイ天気で、福岡城跡へお花見に。

もう5部咲きくらい。

青い空に飛行機雲が数本。

歩くと脂汗が出るくらい痛いけど、花見はいいね。

うろうろ7000歩以上歩く。

仕事柄(埋蔵物発掘)妻は足元にうまってる「かわら」が気になって仕方がない。

まったく訳がわからない(笑)

 

午後は多の津のスタジオで「相対性理論」のコピバン「空想乙女理論」で練習&ライブ。

 

 

コスプレしてコピー。たのしいね。

アンプに直結のギターでがんばりましたよー。いろいろ迷子になったけど面白かった!!!

 

夜はレベッカのコピバンでサックス。

 

この日はダブルブッキングだったので、出番を少しづつずらして、なんとかできた。

レベッカのコピバンは、全員名うてのミュージシャン。で僕は本業ではないサックス。そりゃ痺れました。緊張しまくりでした。

80Sの格好に身をつつんだみんなと一緒のステージに上がる

本番一発。

うまくいかないとこがたくさん!やっぱサックスは並以下だったけど、気持ちでまけんごと、「俺はできるんだぜ」て顔で(サングラスかけてたけど)やった。

レベッカのコピバン、そりゃもうすばらしい出来だった。

ステージを降りて「フレンズ」と「ムーン」を聞いたけど。感激した。

いいうただなあ。

いい演奏だなあ。

 

シンガーだけでもなく、歌だけでもなく、どっちもよくないとカッコよくないんだな。

 

 

すごい、よかった。

僕はがんばっていい歌をつくる。

そして今年は

いい歌が歌えるようにもっともっとがんばる。

ソロで。

 

大好きなギター。ギターを愛してるけど

もうすこし、自分の歌も愛したい。

自分の声に、ムードにあったやりかたで。

 

いい週末のあと、身体はガタガタだけど、きもちがすごくいい!

ソーハッピー!!

半世紀を生きて、いま、思うこと。《50歳のお誕生会@キャバーンビート》

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家の電話に、子機というものができて、離れた自室で話せるようになり

ポケベルを持っていればどこにいても連絡可能になり

電話をもって出かけられるようになり、TVが見れたり、写真が取れたり

いまでは小さなパソコンとして完全に依存しています。スマホ

 

音楽で言えば

ラジオからカセットテープに録音したり、テレビの前で黙って録音したりしてました。

MDという便利なものができ。レコードはCDになり、今ではデータ。

家で好きな映画を独り占めできる!VHSビデオテープはレーザーディスクからDVD、ブルーレイへと変わっていった。この50年。

 

鉛筆いっぽんあれば独立開業できたデザイン業界も、いまは完全にパソコン仕事。相変わらず苦手です。

パソコン通信のピコンピコンはいまや、無線で空気中を無数のデータが行き来してる。

そんな50年。

 

 

2015年3月22日。ぼくは50歳になりました。

 

友人の壮行会に、同時開催として誘っていただき、「お誕生会」をやりました。

 

アマチュア音楽活動を始めて13年くらい。

コピバンから始まって、曲をたくさん書き、自分が歌うことになるなんてびっくりです。

 

なつかしい友達もたくさん来てくれました。

ずっと付き合いの会った人も、数年ぶりの人も。

本当にうれしかった。生きててよかった。

 

いまやってるバンド、マーヤとセーラーゾンビ、火の馬、そして

 

ソロでは素敵なゲストたちと音楽を楽しみました。

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音楽を始めた頃の僕は

「楽しむだけの音楽なんていやだ。何かをつくりたい。苦しくてももっともっとうまくなりたい」

そう思って、かなりハードに練習したり、知り合いがまったくいないライブに飛び込んだり。きっとワガママで勝気で、やなヤツだったんじゃないかな。

自分本位でものを考えていた様な気がします。

自分の求めてるものだけを追いかけて。

 

いろんな人(とくにボーカリスト)との関係性の中で、出会いと別れの中で「音楽を作ること=楽しいこと」と感じられるようになりました。

 ほんとうに皆さんのおかげです。

 

 

 

 

ここ数年、時々は「よかった」「ギターいいね!」「いい曲だね」とかいわれる様になった僕は、きっと「いい気になっていた」のかもしれません。

できる事できないこと、ありとあらゆることに首を突っ込み、120%で楽しみ続けました。

いろんな歪みがでたり、身体をこわしたり。

それでも

まだまだ燃えるぜ!って。

ぼくの40代はヒートウェイブの曲でいえば「スティルバーニン」

 

本当に誇れる、すばらしい10年。だけど嵐のような10年を過ぎて、すこし、アクセルから足を外そうと思います。

 

そしてこの大嵐の中、いろんな事をガマンしてくれていた妻とも、もっともっと時間を共有したいし、ふたりで何かをつくりたい気もします。

 

この10年で息子は10歳から20歳になりました。

彼自身悩んだり苦しんだり、僕らが悩ませたり苦しませたりしたこともありました。

でもクールな考察力のある男に育ってくれました。

 

ぼくを男にしてくれたのが妻なら

ぼくを大人にしてくれたのは、きっと彼です。

 

人生の、道。

もう完全に折り返していて、あと何年こんなことができるか判らない。

 

でもきっと今までのように

しゃがみこんだり

後戻りしたり

急に走り出したり

スキップしたり

穴を掘ってはいりたくなったり

激しく頭からこけたりすることでしょう。

 

それでも、前を見たい。

まだみない、おだやかな風景を見たい。

ゆっくりと、堂々と。

風に立つライオンにはなれなくても。

 

 

3/22のライブのあと、力尽きて倒れたあと、そんな事を思いました。

 

祝ってくれた皆さん。ほんとうにありがとう。

本当にしあわせです。

 

 

中学生の頃の、「大人になりたくない。子供が嫌いだ」と怒っていた

高校生の頃の「世の中全部、敵だ」とにらんでた僕。

 

そんな昔の僕が、いまの僕をみても

「まあまあ、いいんじゃね?」

と思ってくれると思います。

 

悪かねえな

 

って。

 

僕にはかなえたい夢があります。

そのためには一生懸命はたらいて、お金持ちにならなきゃいけません。

いま、仕事はほんとに大変。正念場。

だからこそ、やります(泣き言もいうけどね)。

 

ほんとにみんな、ありがとう。

みんなの上に、悲しい雨がふりませんように。

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多くの晴れた日がありますように。

 

2015:3/4 第4回投げ銭ナイト@キャバーンビート

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【出演しました】


●古賀鈴音
●りんたろ~
●サニー
●花居
オカムラヒサシ
●武下詩菜
●龍政大

 

キャバーンビートは「ザ・ビートルズ」なライブハウス。

分煙されていて、女の子が入りやすい。

わが「マーヤとセーラーゾンビ」のホームともいえるキャバーンビートに

始めて「ソロ」の形で参加しました。(ライブ参戦という言葉は好きではない)

 

●古賀鈴音さんについては別ブログで特別に

【古賀鈴音】さんについて

 

●りんたろ~

「聞きましょう」で始めて、「どうですか」で終わるという、なかなかいいライブの見せ方をしてた。
演奏や歌はまだつたないけど、ライブ需要はかなりあるんじゃないかな?


●サニー
ソロで3曲、ハンキンさんと3曲。ソロは緊張するけどね。
・ギター
スカンジナビア
・サーカスの歌

ハンキンさんと
・ウォータールーサンセット
・あざらしのうた
・イエローブルース

ハンキンドラムは安心できるし、スリリング。
一粒で二度美味しい!

 

●武下詩菜
エネルギッシュで負けん気が強くて。
今の時代の空気を吸いまくって生きてる感じ。
ほんとに、「今の歌」
コンテストの最終選考にのこるのもわかる。
技術も度胸も、TOPクラス

 

●花居
彼女を何とか音楽世界に戻したくて(笑)むりやり?弾き語りナイトにさそった。久しぶりだからサポートしようと思ったけど、必要ないくらい「カオリダークワールド」が輝いてた。
さすが人妻!
とくに「死のキス」は良かった。
自分の一番勝負できる場所を、知ってる。

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オカムラヒサシ
まるでニックケイブストーンズの「you better move on」を叫んでいるかのようなモンテカルロホテル。今の彼は「世界一小さな絶叫」をすて、新しい地平へ旅にいくんだろう。まるでスナフキンのように。
最初に会ったときにかんじた「ギラギラ」が表に出てきただけなのかも。

 

●龍政大
アコースティックロケンロー!スライダースやシオンのような「男の、男くさくないロック」